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自然と共生するにぎわいづくり

毎月発行している広報しきに連載中の市長コラム「以心伝心」に掲載された内容を掲載しています。

令和3年10月号掲載分

自然と共生するにぎわいづくり

 

新河岸川と柳瀬川の間に位置し、ウォーキングなどの健康増進や憩いの場として親しまれているいろは親水公園の再整備が今月から始まります。

いろは親水公園の再整備にあたっては、これまで以上のにぎわいを創出し、本市の新たな魅力を創造するため、町内会連合会や商工会などの団体をはじめとする市民の皆様からさまざまなご意見をいただきながら、最適な魅力向上策について検討してきました。議会でも議論を重ねていただき、市民の皆様からご意見を募集する意見公募手続制度(パブリックコメント)を経て、「いろは親水公園の魅力倍増に向けた基本計画」を策定するなど、プロセスを積み重ねてきたところです。

再整備には樹木整理を伴うことから、「樹木を減らさないでほしい」という反対のご意見もいただいておりますが、一方で「樹木がうっそうと繁り、近寄りがたい」、「防犯上の観点から、死角のない開かれた空間にして欲しい」といったご意見や「志木市には公園が少ないので子どもたちが遊べる公園を作って欲しい」、「景観を生かしながら、ゆったりと過ごせる広々とした空間が欲しい」というご意見も多数いただいているところです。こうしたことからも、再整備にあたっては、自然再生条例に基づき、整理する樹木は最小限にとどめるとともに、新たな樹木の植栽により樹木の本数を維持し、低木の補植や芝生化により緑被面積を増やすことで、人と自然が共生する環境の創造と、魅力的な空間の創出をバランスよく両立していくこととしています。

また、公園の整備は、民間の資金を活用できる公募設置管理制度(Park-PFI)を、管理には指定管理者制度を導入し、これらを一体的に行う事業者を公募した結果、メディアにも注目された公民連携による南池袋公園の再整備の実績がある民間事業者に決定しました。ウォーターパークなどの魅力ある遊具やカフェの設置など、民間事業者ならではのノウハウを生かし、常に整備が施されたいろは親水公園に自然と人が集まり、志木市のにぎわいの中心となる「夢のある公園」を目指します。

今、自治体にはSDGsの視点を持った持続可能なまちづくりが求められています。本市も、将来的に訪れる人口減少と、それに伴う税収減などの課題に対し、魅力を発信しながら、持続可能な「選ばれるまち志木」として成長し続けなくてはなりません。当然、持続可能を意識しながら、豊かな自然を後世に残していくために、緑地などの自然保全にも取り組まなければなりません。いろは親水公園の再整備においても、この2つの視点のバランスを取りながら、持続可能な地域資源に結びつく公園となるよう、来年の新庁舎完成と合わせたオープンに向けて着実に工事を進めていきます。

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