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志木っ子を育む環境づくり

毎月発行している広報しきに連載中の市長コラム「以心伝心」に掲載された内容を掲載しています。

令和4年10月号掲載分

志木っ子を育む環境づくり

 

志木市の学び舎では、令和4年5月1日現在で小学生4,138名、中学生1,752名の児童・生徒が学んでおり、未来を担う志木っ子たちが健やかに成長できるよう、ハード・ソフトの両面から教育環境の充実を進めています。

まず、ハード面については、全ての小・中学校の体育館に空調設備を整備することで、記録的猛暑をはじめとする異常気象から子どもたちの健康を守るとともに、災害時における避難所機能を強化しました。また、老朽化が進むプールについては、民間プールで専門のインストラクターが指導を行う水泳授業を全小学校に拡大するなど、より快適に学べる教育環境の整備を進めています。

一方、ソフト面では、民間塾のノウハウを有する教員を配置し、学習状況に柔軟に対応した授業を行う「複数・少人数指導体制推進事業~スマート・クラス~」や、骨格形成の重要な時期である小学校期に、正しい爪の切り方や足部のケア、成長にあった正しい靴の選び方などを学ぶことで、正しい足の発達や体力向上を図る「足部機能・骨格発達支援事業」を全小学校で実施しています。

これらの取組により、学力面においては、令和3年度の埼玉県学力・学習状況調査において、小・中学生ともに県平均を上回り、特に中学2年生・3年生では、全ての教科において、公表している市町村の中でトップ10に入りました。また、体力面においても、25mを泳げるようになるなど、泳力が向上した児童が増加したことや、日常的な足のケアや足指力(そくしりょく)の向上が健康な足部の発達につながるなど、着実に成果が出ています。

最近では、中学生の基礎学力定着を図るため、夏休みや放課後等を利用して学習支援をする「ベーシックサポート事業」がスタートし、全中学校では慶應義塾志木高等学校と県立志木高等学校の生徒が学習支援員として指導を行いっています。中学生からは「高校生に教えてもらうことで、進路決定に向けて学習を頑張りたい気持ちを持つことができた」などの声があり、また、高校生からも「将来は教師になりたいと思っていたので良い機会になった」など、お互いに得るものがある取組となりました。

また、教育施策にさらなる磨きをかけるため、「志木市小中一貫教育推進委員会」においては、埼玉大学教育学部特任教授である安原輝彦(やすはらてるひこ)氏を委員長にお迎えし、保護者や学校運営協議会、町内会の皆さまを交えた議論を重ねているところです。

志木っ子たちをしっかりと育んでいくことはまちづくりの大きなテーマです。改めて「まちづくりは人づくり」。これからも志木市は教育委員会との連携で子どもたちの未来への礎をしっかりと築いていきます。

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