「香川たけふみ」プロフィール

市民の笑顔につなげる予算編成

毎月発行している広報しきに連載中の市長コラム「以心伝心」に掲載された内容を掲載しています。

令和5年2月号掲載分

市民の笑顔につなげる予算編成

 

新年最初となる「以心伝心」を気持ち新たに原稿をしたためる中、志木市では1年のスタートを切るのにふさわしいイベントが1月に開催されました。

まず、1月8日に新庁舎に移転してから初となる「志木市消防出初式」をグランドテラスにて開催しました。出初式では、志木市の消防団、消防署、自警消防隊が一堂に会し、救出・救護訓練や一斉放水など日々の訓練の成果を披露され、改めて消防に関わる皆さんの弛まぬ努力が大規模な火災を未然に防ぎ、令和4年において朝霞地区4市の中で、志木市の火災発生件数が一番少なかったという確かな結果に結び付いていると実感しました。

また、1月9日の成人の日には、市民会館パルシティで「志木市はたちの記念式」が晴れやかに開催されました。当日は、令和4年度に20歳を迎えられた731人の皆さんへ、これからの志木市の未来、そして日本の未来を支えていく、大人としての責任と自覚を新たに、コロナ禍をはじめとする幾多の困難がこれから待ち受けようとも、恐れることなく夢に向かって羽ばたいてほしいという想いを込めてエールを送りました。

コロナ禍の影響により3年ぶりの登壇となりましたが、大人として歩み出した彼らの真剣に耳を傾ける姿勢や、社会人としての自覚が芽生えはじめた力強い視線に、私自身も励まされたような気持ちになりました。

さて、現在、令和5年度予算編成も大詰めを迎えています。予算編成がはじまった段階では、物価・原油価格の高騰の影響などにより、各部局からの支出要求額は285億円まで上る一方で、その財源となる市税や国・県からの補助金などの収入の見込みは230億円となっており、すべての事業を行うためには55億円が不足している厳しい状況でありました。

しかしながら、コロナ禍による閉ざされた空間で、どのような支援ができるのか把握しづらい中においても、市民の皆さまの笑顔につながる事業を充実させていくため、市民一人ひとりが心の中にどのような問題を抱えているのか、その課題解決に向けて何ができるのか…想像力をしっかりと働かせながら必要となる予算は着実に計上していかなければなりません。

さらには、新庁舎に続き、新たな市民の集いの場、そして、にぎわいの創出の場として市民力を育む重要な役割を担う一大プロジェクトである、市民会館及び市民体育館の複合施設の整備をはじめとした志木市の元気・活気につなげるための事業を進めていくことも重要です。

志木市で生活をする誰もが夢と希望を持って活躍できるまちを実現するため、3月議会の上程に向け、目下、懸命に予算案と向き合っています。

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