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「備える」年

毎月発行している広報しきに連載中の市長コラム「以心伝心」に掲載された内容を掲載しています。

平成31年2月号掲載分

「備える」年

 

新しい年が明け、1か月が過ぎました。まだまだ寒い日が続きますが、皆さんお元気でしょうか。

平成31年は亥いのしし年です。「亥」は十二支の中で、最後に来る干支でありますが、十二支は巡りますので、次の干支である「子ねずみ」年に向けた「備える年」という意味合いもあるとのことです。そのような捉え方から、改めて、今年は「備える」という
ことを念頭に置いていきたいと考えています。

 

先ずは「災害に備える」です。

昨年の世相を表す漢字は「災」。大阪府北部地震、西日本を中心とした平成30年7月豪雨、北海道胆振東部地震など、昨年は日本が大きく傷ついた年となりました。本市にあっては、幸い大きな災害は発生しませんでしたが、懸念される首都直下型の地震にあっては、今後30年のうちに70%の確率で発生されると予測されてはいるものの、ここ1~2年で発生すると予測する研究者もいるのが現実です。

市民7万6千人の命を守る職員の意識を「災害は『いつ』『なんどき』発生するか分からない」ではなく、「災害は今発生する」といった考え方に変え、引き続きあらゆる角度から、緊張感を持って災害に「備えて」いきます。

 

次に「新庁舎建設に備える」です。

現在、新庁舎建設推進室を中心に、2022年の庁舎竣工に向けて、実施設計も最終段階を迎えるなど着々と準備が進んでおり、今年の年末にはいよいよ、仮庁舎となる志木駅東口周辺のテナントビルなどに機能移転、引っ越しを行っていきます。

すべての職員が役所の引っ越しなどはじめての経験でありますし、ましてや役所機能が分散する経験もはじめてであります。機能移転に際し大きなエラーが発生することが強く懸念されるところですので、想定される課題を全庁で横断的に共有し、市民サービスにかかる影響もイメージしながら、エラーが発生しないよう「備えて」いきます。

 

最後は「来年の市制施行50周年に向けて備える」です。

ひとことで50年と言っても、言い換えれば半世紀であり、大きな節目であると感じています。すでに昨年から、40人の市民、9人の職員で構成する、市制施行50周年記念事業検討委員会が発足し、魅力ある事業づくりに向け、活発な議論を展開していただいています。私自身も50周年という二度とない時を、市民の皆さんと迎えられることは、大きな喜びであり、検討委員の皆さんが熱心に参画する姿を目の当たりにし、是非とも大成功を収めたい、と強く感じています。

50周年は来年ではありますが、今年はプレ事業も検討されており、記念事業に向けてさらに力を結集すべく、本年早々に、市民、職員から実行委員を募集し、オール志木で、未来への確かな一歩を踏み出せる50周年に「備えて」いきます。

 

現在、来年度に向けて予算編成の真っ最中。これらの「備え」も大切に、市民の皆さんの笑顔につながる予算となるよう知恵を出す日が続いています。

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