「香川たけふみ」プロフィール

地域での共助をより強固に

毎月発行している広報しきに連載中の市長コラム「以心伝心」に掲載された内容を掲載しています。

平成26年9月号掲載分

 

こんにちは。暑い日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。私も今年は、市内で各所の夏まつりや盆踊りに参加させていただきました。どの町内会も趣向を凝らした事業を展開されており、それぞれに魅力ある地域づくりに尽力されている様子を拝見し、大変心強く思いました。
 これからも、魅力ある地域づくりを積極的に応援していきます!

地域での共助をより強固に


  7月に岡山県倉敷市で発生した女児誘拐事件。発生から5日後に無事保護という早期の解決に、ホッと安堵(あんど)しました。報道によれば、公開捜査後すぐに警察に不審者情報が寄せられ、とりわけ多くの地域住民がナンバープレートを付け替える様子を目撃するなど、確実な多くの情報が警察に寄せられたことが早期解決の決め手となったとのこと。まさに、地域で見守る、「地域コミュニティの底力」の重要性を痛感した事件でした。
 一方、朝霞市では、3月から女子中学生の斎藤杏花(あんな)さんが行方不明となり、間もなく半年が経とうとしています。近隣市の事件でもあり、大変心配しているところです。
 現在、公開捜査となりましたが、行方不明となる直前に自宅前で男性に声を掛けられている所を目撃されたのを最後に、今なお解決には至っていません。本市でも一日も早い解決に向け、協力を惜しまず広報しているところです。ささいな情報でも結構ですので、皆さんのご協力をお願いします。
 また、先日、県内で居住実態がつかめない18歳未満の子どもが71人にのぼるとの調査結果が発表されました。幸い本市においてはゼロであり、これは、まさに「地域コミュニティの底力」の証と確信するもので、引き続き、地域での共助をより強固にする取り組みを進めていきたいと考えています。

絆(きずな)あふれる地域社会にむけて


  超高齢社会に突入し、最近では、高齢者を狙った犯罪や認知症高齢者の徘徊、虐待問題、孤立死など、さまざまな問題が発生しています。こうしたことから、市や高齢者あんしん相談センターでは、地域の事業所の皆さんと協働し、地域で高齢者を支える仕組みとして「高齢者ホッとあんしん見守りシステム」を今年3月からスタートさせました。現在、地域団体や郵便局、新聞販売店など、48団体と協定を締結し、改めて地域で支える市民力を実感しています。
 さらに、報道機関にも取り上げていただきましたが、5月に県内で初めての試みとして「命のひと声訓練」として、認知症徘徊訓練を実施しました。徘徊者への声かけなど、実践的な訓練を行い、事業所の皆さんや町内会の皆さんをはじめとした大勢の市民の参加のもと、高齢者をゆるやかに見守るネットワークの必要性を市民の皆さんとともに再確認したところです。
 このように市では、絆あふれる地域づくりに向けて、新たな歩みをスタートさせています。
 地域の絆は共助が原点。今後も、自分たちで守る地域社会を目指して、いっしょになって地域の「絆」づくりを進めてまいりましょう。
香川たけふみ香川たけふみ
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