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立ち直りを支える地域のチカラ

毎月発行している広報しきに連載中の市長コラム「以心伝心」に掲載された内容を掲載しています。

平成29年8月号掲載分

立ち直りを支える地域のチカラ

 

みなさんこんにちは。夏休み真っ盛り…子どもたちも気が緩むときです。「犯罪に強いまち志木」に向けて、ご自身に関わりのある子どもだけでなく、地域の子どもたちにも目を向け、見守っていただきたいと思います。

先日、志木駅東口の駅前広場で、法務省が主唱する「社会を明るくする運動」の駅頭啓発活動に参加しました。「社会を明るくする運動」は、犯罪や非行を防止し、立ち直りを支える地域のチカラをテーマに、今年で67回目を迎える全国的な運動です。今年も朝霞地区保護司会志木支部と朝霞地区更生保護女性会志木支部の皆さんが中心となり、道行く人への街頭キャンペーンを実施しました。

本市のキャンペーンの特徴は、活動に中学生が加わっていることです。参加の中学生たちは、最初、保護司という言葉と仕事の内容を知らない様子でしたが、活動を通じて、しっかりと理解をしてくれたようです。また、今年度から、民生委員の皆さんにも運動員として参加いただいており、こうした皆さんの市民力が犯罪や非行の抑止力となり、安心・安全なまちづくりに生かされていることを実感しました。

志木市の犯罪発生件数は、近年減少傾向にあり、平成28年は583件と平成27年に比べて30件減少しています。このことは、犯罪や非行の防止に向けた地域の大きな力の現れであると考えます。一方で、全国的な傾向として罪を犯した者が再び罪を犯す「再犯」率が高まっており、特に、覚醒剤などの薬物事犯に関する再犯率は年々上昇しています。

再犯をなくすことは、安心・安全なまちづくりの大きなテーマであり、罪を犯した人が立ち直り、社会復帰を果たすためには、その人を孤立させるのではなく、温かな気持ちで受け入れることができる地域づくりが必要不可欠といえます。

こうした視点から、市では青少年の健全な育成と非行防止の一環として、薬物依存の恐ろしさを伝える映画「まっ白の闇」の上映会を8月20日、いろは遊学館で開催します。この映画は、市内在住の俳優、内うち谷や 正まさ文ぶみさんとその弟さんの実体験に基づき、クラウドファンディングを活用して製作され、本市のロケーションサービスも活用して志木市内を中心に撮影されました。また、内谷さんの弟さんは私の同級生でもあり、その内容は、私自身も大変考えさせられるものです。薬物依存に家族は、そして地域はどう関わることができるのか…皆さんもぜひ、ご覧いただければと思います。

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