2月も終わり、今年度も残すところ1か月。3月は卒業シーズンである一方で、4月からの新しい生活に向け、希望に胸をふくらませている方も多いのではないでしょうか。

志木市も、来月から、いよいよ市制施行50周年の年度がはじまります。4月19日（日曜日）にはオープニングイベントとして、300人以上のランナーが市内全域をたすきでつなぐ「オープニングたすきリレー」が、市制施行50周年記念事業実行委員会により開催されます。ゴールの市民会館では50周年開始宣言とともに、日本アカデミー賞話題賞に選ばれた映画「決算！忠臣蔵」の原作者、市内在住で東京大学史料編纂所教授の山本博文先生をお招きした記念講演会も開催され、その後も、5月の熱気球イベント、9月の市民花火大会、11月の御輿渡御など、年間を通じてイベントが予定されています。

さて、今年のイベントといえば、夏には東京オリンピック・パラリンピック競技大会も開催され、市としてもボランティア募集や市内イベントにおける啓発ブースの設置など、全面的な協力を行っています。

一部では、「志木市が聖火の採火式の参加要請を断り、県内でも唯一、聖火リレーに参加しない」といった報道もなされましたが、これは、オリンピックの聖火リレーについては、志木市内の通過を希望したものの、ルートに選ばれなかったこと、また、パラリンピックの採火式については、新市庁舎の建替えに伴い5か所に分散した仮庁舎という前例のない環境での市民サービスの維持、そして、市制施行50周年記念事業の実施といった例年にない業務を行う中で、市民サービスの低下を招かないために、参加を見送ることを決断したものです。また、県からも「参加はあくまで任意」との回答をいただいており、参加要請を断ったわけではありません。今後も、オリンピック・パラリンピックの成功に向けて協力をしていきますし、もちろん、私も日本人選手の活躍には大きな期待を寄せています。

また、先日の天皇杯第25回全国都道府県対抗男子駅伝競走大会では、志木中学校の星野泰地君が埼玉県チームの一員として走り、総合結果で3位に入賞しました。やはり、地元選手が活躍する姿には勇気づけられます。

今後、市でも、「がんばれ、志木っ子たち！」の思いで、子どもの体力づくりに力を入れ、全国、そして世界で活躍する選手の誕生をサポートしていきます。