7月1日は私が志木市長として3期目を迎えた決意の日です。

1期目から合わせて8年間、市民の皆さんから市政に対するたくさんの貴重なご意見、ご提言をいただき、その一つ一つの声と真剣に向き合いながら、一歩一歩着実に志木市のまちづくりを進めてきました。まちづくり第3ステージとなるこれからの4年間も、皆さんの期待に応えるべく、全身全霊で取り組んでいきます。

まちづくり第3ステージでは、これまでの4つのビジョンのさらなる推進に加えて、「新しい生活様式を見据えた市役所改革」のビジョンを持って志木市を躍進させていきます。

1つ目は「もっといきいき！」として、働く世代のアウトドアヨガ教室などの健康寿命の延伸に向けた取組や、高齢者の方がいつまでも住み慣れた志木市で過ごせるように、「地域密着型特別養護老人ホーム」の施設整備などに着手し、多様な介護サービス提供体制の確保につなげるなど、「市民の健康づくり」に取り組みます。

2つ目は「もっとすくすく！」として、4月から実施している「病児保育事業」に加え、気軽に利用できる新たな一時保育にも取り組み、多様化する保育ニーズに応えます。また、「小中一貫教育」の推進や民間スポーツクラブでの水泳授業を全小中学校に拡大することで、未来の志木市を担う志木っ子が健やかに育つ環境を充実させるなど、「子育て世代定住」に取り組みます。

3つ目は「もっとあんしん！」として、市民会館用地での市民会館・市民体育館複合化による文化とスポーツの拠点整備のほか、大規模な浸水被害抑制のための羽根倉橋右岸側堤防や荒川第二・三調節池の整備を国に働きかけるなど「暮らしやすさ向上」を図ります。

4つ目は「もっとわくわく！」として、カフェやウォーターパークの設置など、民間活力により「いろは親水公園」を再整備するとともに、市民協働の実行委員会による新庁舎と合わせた完成イベントを実施するなど、志木市の「魅力発信」をしていきます。

5つ目は「新しい生活様式を見据えて！」として、オンライン相談を活用した「市役所に行かなくていい」仕組みづくりや、スマートフォン等で各種証明書の申請・決済ができる「スマート申請」の拡大など、「コロナ対策を踏まえた市役所改革」を推進していきます。

これら5つのビジョンを柱に、安心して暮らせる市民生活を守り抜き、元気で活気あふれる志木市を取り戻す決意です。

まちづくり第3ステージの幕開けとともに、気持ち新たに、これからの50年を見据えた「胸を張って後世に引き継げる志木市」の実現に向けて、さらなる前進を続けます。