満開に咲き誇った桜の季節が過ぎ、５月を迎えました。４月には14名のエネルギーに満ち溢れた新入職員が入庁し、辞令交付式では、「常に自らを磨き続け、市民の皆さんとともに汗をかき、協働による志木市のまちづくりを推進していく職員」となるよう心構えを伝えました。ご来庁された際は、初心者マークをつけた職員が対応させていただく場合もあると思いますが、叱咤激励のほどよろしくお願い申し上げます。

去る４月16日には、45年という長きにわたり志木市の文化・芸術活動を支え、惜しまれつつも３月末に閉館した市民会館において、その最後を飾るイベントとして「ありがとう！市民会館」が開催されました。当日は、市内の文化団体をはじめ、実に多くの方にご来場いただき、大盛況のうちに幕を閉じました。長い間、猛威をふるった新型コロナウイルス感染症が５月８日をもって季節性インフルエンザと同類である５類に引き下げられることから、これまでは実施することが難しかった多くの人が集まるイベントや催しを、本格的に再開し、志木市の元気回復につなげていきます。

あわせて、新型コロナウイルス感染症のワクチン接種については、今後においても重症化のリスクを抑えるために、継続されることとなっています。本市における今後の接種スケジュールについては、65歳以上の高齢者及び基礎疾患を有する方、医療従事者等を対象に、５月１日からワクチン接種の予約を受け付けるとともに、５月８日よりワクチン接種を開始します。

また、５月１日からはマルイファミリー志木８階に「市民サービスステーション」がオープンします。これまで志木駅前出張所で取り扱っていた転入・転出などの手続きのほか、パスポートの申請・交付や、転入時の国民健康保険の加入手続きも新たに取り扱うとともに、水曜日を除く平日、そして土曜日・日曜日、祝休日も開所することで、利便性を向上させていきます。

さて、５月５日の子どもの日といえば、「鯉のぼり」を思い浮かべる方も多いと思います。いろは親水公園では、「端午の節句」に合わせて、５月20日まで鯉のぼりが風に泳ぎます。鯉は立身出世の象徴とされ、故事成語の登竜門にも関係しています。登竜門の「竜門」とは、黄河上流にある急流のことで、「竜門を登りきった鯉は天に昇って竜になることができる」という言い伝えがあり、鯉のぼりには、「どんな困難も乗り越えて力強く生き抜くことができますように…」という願いが込められています。

新河岸川にかかる鯉のぼりを前に、志木市の元気・活気に向けて、新入職員、先輩職員一丸となって、勇往邁進。鯉のぼりのように力強く進んでいきます。