駅に繋がる、人も繋がる 志木駅東口ペデストリアンデッキ
毎月発行している広報しきに連載中の市長コラム「以心伝心」に掲載された内容を掲載しています。
令和6年10月号掲載分
駅に繋がる、人も繋がる 志木駅東口ペデストリアンデッキ
いろは親水公園のウォーターパークは、9月16日をもって、今年も大盛況のうちに終了しました。中洲ゾーンの人気ベーカリーカフェや左岸ゾーンの遊具とともに、無料の住宅情報誌の特集「埼玉の街 すごい公園」で紹介されるなど、その魅力は市外にまで発信されています。
夏の水遊び期間が終わったあとも、複合遊具で遊べるほか、川辺に広がる四季折々の自然を感じられる散策路や年間を通じたさまざまなイベントなど、1年を通してその魅力を楽しめます。いろは親水公園のホームページで紹介していますので、気温も下がり過ごしやすいこの季節に、ぜひお立ち寄りください。
さて、このいろは親水公園は、民間のノウハウを活かした整備・運営が特徴です。市では、多様化するニーズに応えるため、民間の力をお借りして、さまざまなサービスを展開しています。公共施設などに設置した専用ステーションから自転車をレンタルできる「シェアサイクル」や、ご高齢の方などがご自宅の近くで買い物ができるよう、販売車が市内34か所を巡回する「移動スーパー」など、民間企業と協働した取組を展開しています。
この8月には、マルイファミリー志木を出店している、株式会社丸井との包括連携協定を締結しました。この協定は、経済、文化、子育て、健康など幅広い分野での連携を図るものであり、本市とともに地域を盛り上げていこうという熱意を嬉しく感じています。原稿執筆時点では、9月28日・29日に志木駅東口で開催されるキックオフイベント、「志木駅前の特別な2日間 秋の『こどもペデストリアン共和国』」の実施に向け、マルイファミリー志木と志木市が協力し、鋭意準備を進めています。パルクール鬼ごっごやシャボン玉遊び、チョーク遊びを楽しめるエリアのほか、体操・ダンスを披露するステージなど、盛りだくさんのコンテンツを楽しむ子どもたちの姿を想像しながら、大成功を願っています。
また、10月13日・14日にも、志木市商工会青年部が主催する「スパイシーフェス2024」がペデストリアンデッキにて開催されますので、ぜひ、本市自慢の市民力の活気の中で一堂に会するグルメをご堪能ください。
これらのイベントの舞台となる志木駅東口ペデストリアンデッキは、平成12年の完成から24年が経過し、老朽化していることから、改修に向けた検討をしており、あわせて、志木市の玄関口として思わず足が向いてしまうような、新たな交流・憩いの場とするための検討も行っています。今後、商店会や学生など地元の方や有識者の方にご参加いただくワークショップを開催し、ペデストリアンデッキの新たな活用に向け、夢のあるアイデアを議論していきます。