武蔵野会と志木市立市民病院の移譲に関する基本協定を締結
毎月発行している広報しきに連載中の市長コラム「以心伝心」に掲載された内容を掲載しています。
平成25年11月号掲載分
こんにちは。市長の香川武文です。
いよいよ平成26年度の予算編成の時期となりました。私は全職員に対し、「7つの基本方針、35の実行計画を着実に推進する」、「志木市版事業仕分けの結果を反映させる」、「時代の趨勢(すうせい)を捉えた的確な事業を考案する」という3つを基本的な考えとした上で、市民の皆さまの声をしっかり分析し、プロセスを踏みながら編成作業を行うよう指示をしました。
今後の予算編成過程については、市ホームページなどで公開してまいりますので、皆さま、ぜひご覧ください。
それでは、最近の主な出来事をご報告します。
武蔵野会と志木市立市民病院の移譲に関する基本協定を締結
去る9月25日、本市と医療法人社団武蔵野会は、市民病院の移譲に関する基本協定を締結しました。この協定の主な内容として、移譲の時期は、平成26年4月1日を目途としました。
また、市民病院の土地については、武蔵野会が新病院を建設するまでは無償で貸与し、新病院を建設した後は、有償で貸与するかまたは売却することとしております。
さらに、市民病院の建物と医療機器などは、武蔵野会に無償で譲渡しますが、解体費用については市が負担します。新病院建設にあたっても、市が建設費の2分の1、上限10億円を限度に原則20年間で武蔵野会に分割交付いたします。
武蔵野会が提案している事業計画では、現在の市民病院の場所に新病院を建設することから、建替え期間中は、総合健診センターを改修して、内科、外科、小児科、整形外科の外来や訪問看護事業、健診事業を実施し、新病院が完成する平成27年7月からは、一般病床60床、回復期リハビリテーション病床40床の入院機能が加わる予定となっております。
現在、市と武蔵野会は、詳細協定の締結に向け、移譲後の診療内容をはじめ、総合健診センターの改修や新病院の建設などに加え、カルテや患者さんの引き継ぎなど多種多様な内容について協議を進めております。
その中でも、移譲後の診療内容など主要な協議事項については、市ホームページなどを活用し、市民の皆さまに順次公表してまいります。
また、市民の皆さまに対しましては、10月に志木市意見公募手続条例に基づく意見公募、いわゆるパブリックコメントを実施いたしました。この中では、志木市病院事業の設置等に関する条例を廃止することだけではなく、武蔵野会が提案している事業計画などについても明示した上で、ご意見を募集いたしました。
今後は、皆さまからいただきましたご意見を、民間移譲という視点も踏まえつつ十分考慮させていただいた上で、武蔵野会と協議を進め、詳細協定を締結する前までに、市民の皆さまへ、ご説明する場を設けてまいりたいと考えております。
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