「香川たけふみ」プロフィール

交通死亡事故ゼロ 継続中

毎月発行している広報しきに連載中の市長コラム「以心伝心」に掲載された内容を掲載しています。

平成26年11月号掲載分

 

こんにちは。朝夕の冷え込みに、秋の深まりを感じるようになりました。秋のイベントも残すところあと少しですが、市民まつりなど、まだまだ楽しいイベントの開催が予定されています。会場で、多くの皆さんとお会いできることを楽しみにしています。

交通死亡事故ゼロ 継続中


  去る10月11日(土曜日)、高齢者を交通事故から守り、交通事故に遭わないため、自転車を利用するうえでの安全な通行方法への理解と、交通安全意識を高めることを目的として、朝霞警察署管内(志木・朝霞・和光市)3市の交通安全高齢者自転車コンクールが開催されました。志木市からは5チームが出場し、15チーム中みごと上木町寿会チームが優勝、市場敷島会が4位、上町高砂会が5位入賞を果たしました。
 平成25年中の、自転車の事故は、全国で12万1,040件発生しており、自転車乗用による死傷者数の約2割が高齢者、子どもから若者の死傷者は、約4割となっています。
 道路交通法の改正により、自転車は原則として車道の左側を走ることとなりましたが、市でも、歩道と車道の分離や生活道路内の区域の自動車の速度を時速30キロに抑制するゾーン30など、交通安全対策に積極的に取り組んでいます。
 しかしながら、このような対策だけでは、子どもや高齢者の事故がなくなるわけではありません。クルマも人も自転車もそれぞれが相手を思いやることが大切であり、何より皆さん一人ひとりが交通ルールを守る強い意識を持っていただき、相手を思いやる姿勢が交通事故ゼロにつながっていくものと考えています。幸いにして、本市では、平成23年2月から1,300日以上、交通死亡事故が発生しておらず、県内で、死亡事故ゼロが一番長く続いている市となっています。私もこの状態が、一日でも長く続くことを願っています。

地産地消 おいしいお米を食べよう


  JAあさか野管内(志木・朝霞・和光・新座市)の特別栽培米「こしの逸品」の平成26年産埼玉県産コシヒカリが発売され、そのお米を食べている私の姿が、先日、日本農業新聞で紹介されました。
 この「こしの逸品」は、県の特別栽培農産物認証制度の化学合成農薬及び化学肥料使用基準に沿って栽培され、昨年のJAグループ埼玉うまい米づくり美食コンテスト県大会コシヒカリ部門で埼玉県知事賞を受賞したブランド米です。実はこの「こしの逸品」のほとんどが、志木のブランド米である「宗岡はるか舞」と同じ宗岡の荒川堤外で栽培されています。
 埼玉県内では、年間約40万トンのお米が消費されていますが、そのうち17万トンのお米が県内で作られています。このことは、米どころではない埼玉県で地産地消が推進されている大きな証です。市としても「こしの逸品」や「宗岡はるか舞」をしっかりと応援していきたいと考えていますので、皆さんもぜひ一度食べてみてください!
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