毎月発行している広報しきに連載中の市長コラム「以心伝心」に掲載された内容を掲載しています。
平成26年12月号掲載分
早いもので、今年もあと1か月を切りました。寒さが身にしみる時期となりましたが、皆さんお元気でしょうか。12月は、市議会の開催月。議員の皆さまと共に議論を深め、しっかりと市政運営に反映してまいります。
■市政功労者等表彰式典を挙行
44回目の市制施行記念日に先立つ10月25日(土曜日)に市政功労者等表彰式典を挙行しました。
本市の発展は、郷土を愛する多くの市民の皆さんの地道な取り組みに支えられています。式典では、改めて貴重な『人財』がいらっしゃることを再認識するとともに、皆さんの幅広い活動を拝見して、大きな「市民力」を再発見できた素晴らしい一日となりました。改めて、心温まる活動に対し深く感謝申し上げます。
さて、市では、皆さんの持つさまざまな知識や経験、技能などを「市民力」として、ご協力いただこうと、志民力人材バンク制度を設けています。志民力人材バンク制度では、現在、38人のご登録をいただいており、上下水道事業審議会や都市計画審議会の委員として市政に参画いただき、本市の貴重な資源としてご活躍いただいております。
志民力人材バンクは、本市にとって、皆さんの市民力を市政に活かすための重要なツールであり、随時募集(市民活動推進課にて登録)しております。ぜひ、積極的なご参加をお願いします。
■市民力によるごみ減量化
10月26日(日曜日)には、志木市川と街をきれいにする運動推進協議会の主催による「親と子の市内まるごとクリーン作戦パート2川辺の清掃」が行われました。新河岸川と柳瀬川の川辺の清掃に、宗岡第二中学校、志木中学校の生徒さんなど若い市民力も加わり、1,000人を超える大勢の手により、1トン近くのゴミが回収されました。
また、11月8日(土曜日)には、朝霞市・志木市・和光市地区荒川クリーン協議会主催の荒川河川敷の不法投棄物の一斉撤去事業が、市民及び関係団体の皆さんの参加により実施され、こちらも1トンを超える不法投棄物が回収撤去されました。これにより、市内を流れる3本の川すべてが市民力によって美化されたところです。
ところで、市内の家庭から出る平成25年度の可燃ごみは、およそ1万1千900トン。前年度と比べて約60トン減少しましたが、再利用可能な資源ごみは、およそ4千300トンと前年度から130トンほど増加しました。これは、ごみの減量や資源リサイクルへの意識が高まっている一つの証でもありますが、それでもごみの処理費用は、年間およそ5億9千万円にも上っています。
ごみの処理費用を減らすには、一般家庭から出るごみの量や重さを減らさなければなりません。そのためには、生ごみの水切りの徹底、資源ごみのさらなるリサイクル推進が必要です。一人ひとりの意識啓発と市民力で、ごみの分別、減量に向けて力をお貸しいただきますよう、お願いします。
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