毎月発行している広報しきに連載中の市長コラム「以心伝心」に掲載された内容を掲載しています。
平成27年10月号掲載分
こんにちは。10月も市民体育祭をはじめ大きなイベントが開催されます。それぞれの会場で、皆さんとお会いできることを楽しみにしています。
市内のご長寿 百歳超えは22人
去る9月21日、75歳以上の高齢者の皆さんを対象に、敬老会を開催しました。今回から来場される皆さんの安全を確保するため、午前と午後の2部制にさせていただきました。当日は、文化団体の皆さんによる芸能に加え、新たに健康をテーマに桂文ぶんさんの落語公演を開催し、笑顔あふれるひとときとなりました。
さて、10月26日で志木市は45歳を迎えます。市制を施行した昭和45年の広報しきに目を向けると、当時の本市の最高齢者は93歳の男性とあります。この年の我が国の平均寿命は、男性が69.3歳、女性は74.6歳で、対して現在の平均寿命は、男性が80.5歳、女性は86.8歳と45年間で平均寿命は男女共におよそ12歳伸びたことになります。
今年度、志木市では新たに10人の方が百歳を迎えます。これにより、市内の百歳を超える方は22人となりました。本市の最高齢の方は、柏町の古家(ふるいえ)弗子(ふつこ)さん109歳で、県内二番目のご長寿です。
私も先日、百歳を迎えられる10人の人生の大先輩のもとを訪れ、総理大臣から贈られる銀杯の伝達をさせていただきました。皆さんの元気な姿を目にして、長寿のすばらしさを感じ、改めて健康寿命日本一を目指す気持ちを新たにしたところです。
健康寿命日本一を目指して
市では、高齢者の皆さんのいつまでも生きがいのある安心な暮らしに向けて、新たな取組がスタートしています。1つは、7月から実施中のデマンド交通の実証実験であり、あらかじめ登録いただくことでタクシー1台を1回300円の定額料金で自宅から市内病院や商業施設などの共通乗降所までご利用いただけるものです。
もう1つは、新たにスタートする地域活動「志木市いろは百歳体操」であり、地域のお友達同士で集い、町内会館など身近な施設を利用して「オモリ」を使った体操を実施することにより、筋力アップが期待されるだけでなく、地域の絆(きずな)づくりにもつながるものです。
ほかにも、本年度から「いろは元気サロン本町」で介護予防のリハビリテーション事業を開始したことや、来年1月には、宗岡地区に市内で5か所目となる高齢者あんしん相談センターを設置するなど、高齢者の皆さんの生きがいのある暮らしへの取組を進めています。
人生諸先輩の健康長寿は志木市の元気!これからも高齢者の皆さんが「住んで良かった」と思えるまちづくりを着実に進めていきます。
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