毎月発行している広報しきに連載中の市長コラム「以心伝心」に掲載された内容を掲載しています。
平成27年2月号掲載分
厳しい寒さが続いておりますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。まだまだ、寒い時期が続きますが、風邪など引かず元気に冬を乗り切りましょう。
年始めから市民力を実感
去る1月11日(日曜日)、志木市役所駐車場において平成27年志木市消防出初式が行われました。私も点検官として参加しましたが、消防署、消防団、自警消防隊が三位一体となった訓練の成果が披露され、市民力を再発見でき大変心強く感じました。
訓示では、年末年始に連続して起きた火災について触れました。引き続き、朝霞警察署、消防署や消防団、自警消防隊と力を合わせ、不安の払拭に努めてまいります。あわせて、このような原因不明の火災には、何よりも人の目が抑止力になりますので、情報提供など市民の皆さんのお力をお貸しいただきますようお願いします。
また、1月12日(月曜日)、市民会館で平成26年度志木市成人式が行われました。本年、本市では706人の皆さんが新成人となりました。
式典では、なごやかな雰囲気のもと、活気と希望に満ちた新成人の皆さんの様子に、頼もしさを感じました。これからのまちづくりには、若い力、創造力が不可欠です。多くの皆さんが、志木市に根を張り、この志木市を支えていってほしいと思います。
新成人の皆さん、おめでとうございます。そして、この催しに携わり、市民力を発揮していただいた皆さん、本当にありがとうございました。
新たな交通手段の検討を開始
現在、市では、まちづくり35の実行計画にお示しをしている「市民の『足』の確保」として、既存の福祉バス「ふれあい号」や民間バス路線の検証などを進めているところです。
昨年10月には、無作為に抽出いたしました市民3千人と市政モニターの方々を対象として、公共交通に関する市民意識調査を実施し、1,391人(44.6パーセント)の皆さまから回答をいただきました。
意識調査の結果からは、地区ごとに公共交通サービスに対する認知度や満足度に違いが見られることからも、地区別の課題や問題点を整理したうえで、民間路線バス事業者へ市民ニーズに即した要望をしてまいります。
また、福祉バス「ふれあい号」については、今回の調査で利用率が非常に少ないことが明らかになったことからも、今後は、既存のバス路線の検証はもとより、高齢化率が21%を超える「超高齢社会」に対応した効果的な交通手段の検討を進め、高齢者や交通弱者の皆さんが住み慣れたまちで、より快適に暮らすことができるまちづくりをしっかりと進めてまいります。
平成27年は、今回の意識調査結果とあわせて、庁内関係課職員で組織した「新たな交通手段検討プロジェクト・チーム」での検討結果を踏まえ、高齢者や障がい者、子育て世代などを対象に、新たな交通手段の実証実験を行ってまいりたいと考えております。
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