"市民力"を生かし、未来に夢と希望を持てる予算編成
毎月発行している広報しきに連載中の市長コラム「以心伝心」に掲載された内容を掲載しています。
平成27年3月号掲載分
こんにちは。春の訪れが待ち遠しい季節になりました。志木市では、3月13日に中学校の卒業式、3月24日に小学校の卒業式が行われ、1,290人の志木っ子たちがそれぞれの学び舎を巣立ちます。改めて、次代を担う志木っ子たちが、夢と未来を語り、ふるさと志木市を誇れるまちにしていきたいと思っています。
"市民力"を生かし、未来に夢と希望を持てる予算編成
2月20日に志木市議会定例会が開会しました。
今定例会には、私が市長となって編成した2度目の予算案を上程しています。
議会においても多角的な視点から議論をしていただくこととなりますが、平成27年度は、次の3点について力を傾注し事業を推進したいと考えています。
まず一つ目として、生きがいを持ち、豊かな人生を送るためには、健康づくりは重要な要素です。現在、県内男性4位、女性3位の健康寿命から「健康寿命日本一」を目指し、"市民力"を生かした健康づくり施策を積極的に進めます。
具体的には、全国で初めてとなるノルディックウォーキング・ポールウォーキング全国大会を5月17日に開催します。この大会では、ノルディックウォーキング・ポールウォーキングだけではなく庁内の部局連携を深めながら高齢者の体力測定をはじめ、地産地消の推進、特定健診の受診勧奨、チャレンジスポーツミニ体験講座などを実施しながら市民の健康づくりの一助としていきます。
次に、二つ目として、子どもは、次代を担うかけがえのない存在であることからも、平成27年度からスタートする子ども・子育て支援事業計画に基づき、子育てにやさしい施策を推進します。
具体的には、従来の保育園保育料算定における年少扶養控除及び特定扶養控除の範囲についての適用を在園児のみ継続するとともに、保育園と学童保育クラブの保育料引下げを行い、子育て世帯の負担軽減を図ります。
また、保護者が安心して子育てと就労の両立ができる環境の整備を進めるため、志木第三学童保育クラブの別棟整備事業を完了し、市内8か所の学童保育クラブの対象学年を小学校6年生まで引き上げます。
さらに三つ目として、ますます進展する少子高齢社会にあって、高齢者や障がい者が暮らしやすいまちづくりを推進するため、新たな交通手段の確保を進めます。
具体的には、高齢者や障がい者、子育て世帯などを対象として、駅や病院、商業施設などへの新たな移動手段として、タクシー会社との連携によるデマンド交通の導入を進めます。7月を目途に実証実験を開始し、利用状況やほかの公共交通機関に与える影響などを検証したうえで、平成28年度の本格実施に向けて進めていきます。
これらは、平成27年度実施する施策の一部でありますが、いよいよ議会において、平成27年度予算が議論されます。頂戴したご意見、ご指摘を踏まえ、今後の施策に全力で取り組んでまいりますので、市民の皆様のご理解ご協力よろしくお願いします。
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