毎月発行している広報しきに連載中の市長コラム「以心伝心」に掲載された内容を掲載しています。
平成27年7月号掲載分
こんにちは。市民の皆さんの新たな足の確保に向けて、デマンド交通の実証実験が、いよいよ7月1日からスタートします。このデマンド交通の利用には、あらかじめ利用登録が必要です。現在、利用登録証の発行に、一週間ほどいただいておりますので、早めに登録いただければと思います。
この実験では、利用される皆さんの声をお聞きするだけでなく、他の公共交通機関に与える影響などを多角的に検証してまいりたいと考えていますので、ぜひ、多くの意見をお聞かせいただきたいと思います。
イベントシーズン到来
7月の志木市は、夏まつりや盆踊り大会など、週末ごとに楽しいイベントが盛りだくさんです。地域のお祭りには、それぞれに意味や歴史、風習や伝統があり、一つ一つに先人たちの思いが込められています。例えば、お神輿(みこし)の造形やお祭りのファッションでもある「半纏(はんてん)」、心躍る軽やかな音色を醸し出す「お囃子(はやし)」など、一つ一つの違いに注目しながら、地域文化を再発見してみるのも楽しいのではないでしょうか。
そして、7月18日には、まさに志木市の夏を代表する一大イベント「民踊流し」が、志木市観光協会主催で実施されます。44回目を迎える今年も、連合婦人会、町内会、子ども会をはじめ、多くの皆さんが志木音頭、志木おどりにあわせて踊り、会場となる本町通りは、色とりどりの浴衣で彩られます。
この民踊流しに、地域の芸能文化を継承していくことを目的として実施している「文化体験道場」に参加した子どもたちも参加します。
戦後間もない昭和28年に、志木町青年団の熱意で誕生した「志木音頭」。そして、昭和53年の市民会館の完成にあわせ「成長する志木市にふさわしい歌を」との願いをもとに観光協会の手で誕生した「志木おどり」。これらの先人の思いを伝承し、郷土の民踊として踊り伝えなくてはなりません。
次代を担う子どもたちにとって、民踊流しに参加したことが良い夏の思い出になり、生まれ育った志木市への郷土愛が育まれることを期待してやみません。
さらに、その翌週の25日、荒川河川敷で、5年ぶりの市民花火大会が観光協会の主催で開催されます。多くの皆さんの応援や協賛をいただき、1尺玉の大型花火やゆるキャラ花火、華やかでバリエーション豊かなスターマインなど、約5千5百発の花火が打ち上げられ、志木の夜空を染めます。お友達などにもお声かけいただき、ぜひ、会場まで足をお運びいただければと思います。
いずれのイベントも、毎年、市内外から多くの人が訪れ、志木の伝統文化を後世に継ぐ貴重な催しです。私も、見て参加して楽しみたいと思っています。皆さんも、地域文化を肌で感じながら、地域コミュニケーションの輪を広げてみてはいかがでしょうか。
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