生の声を市政に
毎月発行している広報しきに連載中の市長コラム「以心伝心」に掲載された内容を掲載しています。
平成28年12月号掲載分
生の声を市政に
去る10月19日と26日の2日間、安心して子育てできる環境づくりに向けた
新しい試みとして「市長と語ろう!子育てママ交流会」を開催しました。
この事業は、私が宗岡子育て支援センターと西原子育て支援センターに伺い、現在子育て中のママと交流し、日頃感じていることや困っていること、改善してほしいことなど、子育て中のママ達ならではのご意見やご要望をお聞きするもので、当日は、お子さん同伴でリラックスした雰囲気の中、たくさんの貴重なご意見や今後の施策へのアイデアをいただくことができました。
例えば、子育て支援センターを利用する際に、お子さんが市内在住であっても付き添いのおじいちゃん、おばあちゃんが市外に在住の場合、これまで100円の利用料をいただいていたところですが、ご意見を踏まえて運用を見直し、早速1月から改善を行うこととしました。
ほかにも、「歩道が凸凹していてベビーカーを押しづらい」や「志木地区にも児童館が欲しい」、「遠い保育園への送迎サービスがあったら」、「保育園を増やしてほしい」、「一時保育をもっと利用できるようにしてほしい」などの声もいただきました。
歩道につきましては、歩道の快適化計画を策定し、安心して歩行できるよう来年度から順次改修と修繕を図りたいと思います。児童館につきましても、今後、公共施設の再配置を進めていく中で、既存施設と併設できないかなど、議論を一層深めていきたいと考えています。
また、保育に関する声も多くいただいていることから、遠い保育園にも通うことができる保育ステーション事業を、来年度実施を目指して調整しているところです。さらに、計画的に民間保育園を誘致するなど、今後も安心して保育を受けられる環境の整備に努めるとともに、一時保育についても利用しやすい制度の検討を進めていきます。
今回、こうして子育て世代の「生の声」を直接伺い、思いを共有できたことは大変有意義なものであったと感じています。これからも志木市で安心して子育てができ、さらには志木市の宝である子どもたちが志木で育って良かったと思えるまち、ずっと住み続けたいと思えるまちを目指していきます。
参加していただいた子育てママの皆さん、ありがとうございました!