毎月発行している広報しきに連載中の市長コラム「以心伝心」に掲載された内容を掲載しています。
平成28年2月号掲載分
こんにちは。年が明け、消防出初式、成人式などさまざまな催しの開催とともに平成28年がスタートしました。暖冬で明けた新年でありましたが、ここの所はしっかり冬の寒さが続いています。風邪などを引かず元気に冬を乗り切りましょう。
平成28年度予算編成の真っ最中
平成28年度の予算編成作業が最終段階を迎えています。
予算編成作業は、毎年10月に私が予算編成方針を示して作業がスタートしますが、平成28年度の予算編成方針として、まず1つ目に、まちづくり35の実行計画のすべての取組項目について完成を迎える年度となることから、当初設定した目標を超えるような成果の創出を見据えた予算を計上すること。
2つ目に、事業判定制度及びサマーレビューの結果やその議論を尊重し、必要な見直しを行った予算を計上すること。
3つ目に、国・県補助金の積極的な活用などにより、少ない経費でより高い効果を得られる事業展開を図ること。
4つ目に、「志木市将来ビジョン」(第五次志木市総合振興計画将来構想)のスタートにふさわしい10年先を見据えた事業費を計上すること。
5つ目に、前例踏襲をすることなく、事業のスクラップ・アンド・ビルドに徹底して取り組むことの5つの事項を基本的な考え方として予算編成に取り組むこととしました。
また、現在、予算編成とあわせ、平成28年度に向けて、今後10年間のまちづくりの指針となる「志木市将来ビジョン」(第五次志木市総合振興計画将来構想)も子育て世代である若い市民力をはじめ、町内会や商工会の皆さまにも協力をいただきながら、老若男女の市民力を結集して策定中であります。
この将来ビジョンでは、10年後の志木市の姿を示し、各分野が連携して取り組む、「市民の健康づくり」、「子育て世代定住」、「暮らしやすさ向上」、「魅力発信」の戦略プロジェクトを新たに設け、各施策を展開していきたいと考えています。
現在、各担当課による当初要求段階での歳入歳出は、収支の乖離(かいり)が29億3千万円あり、市長査定において、これを埋めるために大変苦慮しているところでありますが、これまでの市民の皆さまの意見を取り入れながら、議会と市民の皆さまに希望を持っていただけるよう、しっかりと知恵を出し予算を編成してまいりたいと思っています。
2月15日には志木市議会定例会が開会し、議会において平成28年度予算が議論されます。市議会にもぜひ足をお運びいただき、来年度の志木市の取組に興味を持っていただきたく思います。
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