2017年を振り返る
毎月発行している広報しきに連載中の市長コラム「以心伝心」に掲載された内容を掲載しています。
平成29年12月号掲載分
2017年を振り返る
こんにちは。早いもので今年も残すところあとわずか。1年を振り返ると、今年も実にたくさんのことがありました。
〈1月〉富士山を通じて本市と歴史的、文化的に繋つながりのある富士吉田市と文化・観光交流協定を締結し、市民間の交流を加速させるとともに、文化・観光を通じた交流がさらに深まるよ
う、まち同士の絆きずなの強化を図りました。
〈3月〉認知症や知的障がいのあるお子さんの親なき後など、市民の権利擁護に対するニーズにしっかりと応えていくため、市民後見人を育成し、地域で見守り支えていくため、全国初の「成年後見制度の利用を促進するための条例」を制定しました。
また、これまで検討を重ねてきた新庁舎の建設について、公募型プロポーザルを実施し、基本・実施設計を行う事業者を選定しました。スマートでコンパクトな市民に親しまれる市庁舎をめざして、平成34年度の完成に向けての歯車が力強く回りはじめました。
〈5月〉3回目を迎えたノルディックウォーキング・ポールウ
ォーキング全国大会を開催。参加者も1,000人を超えるなど、大
会の運営には随所に市民力が発揮され、志木市を代表するイベ
ントとして定着してきました。
〈6月〉市長選挙。私のこれまでの4年間について、評価をいただくとともに、これからの4年間に期待を寄せていただき、7月1日から、まちづくり新35の実行計画をお示ししながら、まちづくりの新たなステージがスタートしました。
〈7月〉教育委員会職員が無免許で公用車を運転の上交通事故を起こすという、あってはならない不祥事が起こりました。このことを契機に、庁内のチェック体制を強化し、不正や不祥事が二度と起こらない組織風土づくりに向けて全職員へのアンケート調査や不正に繋がる事象の洗い出しを行い、現在、綱紀粛正に全力を挙げています。
〈9月〉舟運の歴史と新たな観光の魅力創出に向けた待望の観光和舟「いろは丸」が進水。現在、栃木市蔵の街遊覧船の皆さんにご協力いただきながら、ボランティアの船頭を養成しており、3月の志木さくらフェスタには、皆さんも「いろは丸」から見る志木の新しい風景をお楽しみいただけます。
〈11月〉健康寿命の延伸に向けた新たな取組として、減塩に着目し、その普及啓発を行うため「おいしく減塩!『減らソルト』フェスタ」を開催。テレビでもおなじみの料理研究家浜内千波さんをお招きし、減塩トークショーを行ったほか、産官学連携による市民の健康意識の高揚を図りました。
他にも書き切れないほどたくさんの出来事がありましたが、今年も何と言っても感じたのは市民の皆さんの持つ「市民力」によって志木市が着実に前進できたこと。
1年を振り返り、反省すべき点は、しっかりと反省し、良い点はさらに来年は伸ばせるよう、全力で取り組んでまいります。
皆さんよい新年をお迎えください。