「香川たけふみ」プロフィール

災害に備える

毎月発行している広報しきに連載中の市長コラム「以心伝心」に掲載された内容を掲載しています。

平成30年12月号掲載分

災害に備える

 

平成30年7月豪雨で被災された地域を応援すべく、本市では7月13日から義援金を募りましたところ、市内の中学校、市職員、多くの市民の皆さんのおかげで、70万円を超える寄付が集まりました。本当にありがとうございました。

お預かりした寄付は、本市と減塩プロジェクトでつながりのある呉市と、本市と職員間で交流のある倉敷市に、去る10月31日と11月1日に私自ら訪問し、直接呉市の新しん原はら市長、倉敷市の伊東市長に届けさせていただきました。

特に、倉敷市の生お 水みず副市長からは、さまざまな問題点などをお話いただきました。被災時は夏の暑い時期であったことから、避難所の冷房の設置の課題や、避難準備情報を出しても「私は大丈夫だ」という正常性バイアスが働き、逃げ遅れた人が多かったこと、さらには一斉避難となったことから市内が大渋滞したなど、本市においてもいざという時、参考になる話を伺うことができました。

 

現在、市では災害に強い志木市に向けて取組を推進していますが、行政だけでは対応能力に限界があることから、民間との連携も強化すべく、今年はさまざまな協定も締結しました。

株式会社マミーマートとは「災害時における物資の供給等に関する協定」を締結し、災害が発生し避難生活を余儀なくされた市民に対し、取り扱う食料品など生活必需品の供給や、駐車場の一部を緊急避難場所として開放してもらいます。

埼玉県獣医師会南支部とは、「災害時における動物救護活動に関する協定」を締結し、災害が発生、または発生する恐れがある場合に、志木市地域防災計画に基づき、動物救護活動を実施し、被災動物などに対し必要な支援をしていただくことに。

株式会社ゼンリンとは「災害時における地図製品等の供給等に関する協定」を締結し、災害時に最新の住宅地図などを提供していただき、災害応急対策や災害復旧・復興の資料として活用できることになるなど、安全・安心に向けて、また一歩前進することができました。

今後は、呉市や倉敷市でも課題となった避難所の環境整備という観点からも、民間の力もお借りしながら、いかなる協定を結ぶことができるかを検討し、いざという時に万全な備えを整える体制を構じていきたいと思っています。

 

今、12月号の以心伝心にむけて原稿に向き合っていますが、11月19日現在、新宿の公園では蝉の声が聞こえたり、北海道の初雪の観測が、稚内では観測史上最も遅く、旭川でも過去2番目に遅いなど、異常気象が心配な今日この頃です。

来年こそは災害の無い年になるよう祈りつつ、また、今年も多くの市民力の発揮に感謝しつつ、明け来る年が志木市にとって、皆さんにとって良い年となりますように…。

今年も一年ありがとうございました。

香川たけふみ香川たけふみ
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