フレッシュなスタート
毎月発行している広報しきに連載中の市長コラム「以心伝心」に掲載された内容を掲載しています。
平成30年4月号掲載分
フレッシュなスタート
皆さんこんにちは。4月となり、いよいよ新年度のスタートです。志木市役所ではこの春、定年を迎えるなどの理由で18 人の職員が退職し、4月1日現在の市職員数は、396 人となりました。5年前の職員数と比べて38 人減少し、歳出に占める人件費の割合も15.7%と、5年前に比較して0.1 ポイント減少しています。
少子高齢化が進展し、地方自治体を取り巻く環境が大きく変化する中で、人件費を抑制し、効率的な行政運営を目指すことは必然である一方、これまで市役所で培ってきた知見やスキルを次の世代へと継承していくことも大きな課題です。こうしたことから、市では定員管理計画を策定し、計画的な定員管理を進めると同時に、限られた人的資源で最大の効果を上げられるよう、人材育成に力を入れています。
新年度、市役所は16 人のフレッシュマンを迎え入れてのスタート。「研修中」の名札を胸につけ、初心者マークの新人職員には、接遇の基本をしっかりと身につけさせます。新人職員を見かけた際には、気軽に声をかけていただき、時に叱しっ咤た 激げき励れいのほどよろしくお願いします。
また、階層別に「コミュニケーション力向上研修」や「住民対応力向上研修」を行い、志木市職員としてふさわしい、市民の皆さんに飛び込んで行く人材として育成していきます。
また、4月と言えば、入学式のシーズンでもあります。志木市では新年度、小学校でおよそ680 人、中学校でおよそ580 人が新1年生となります。志木市の次代を担う志木っ子たちには、これからの学校生活を通じて「これだけは誰にも負けない」という自信を掴つかみ取り、将来を担う人に成長してもらいたいと願っています。
平成30 年度は、こうした志木っ子たちの良好な教育環境を拡充するため、児童数の増加が見込まれる宗岡第四小学校校舎の増築や、学童保育と放課後子ども教室を一体的に運営する「放課後志木っ子タイム」の導入、特別支援教育支援員の増員など、すべての志木っ子が安全・安心に学習できる環境整備を進めていきます。
また、小学校1年生から3年生における市独自の新たな学力調査を実施するなど、基礎学力の定着と学力向上のための取組を進め、県内トップの学力を目指します。
いろは親水公園に咲く桜にも応援されながらの志木市のフレッシュなスタート。平成30 年度もチーム志木市役所は全力疾走です。