3つの情報発信
毎月発行している広報しきに連載中の市長コラム「以心伝心」に掲載された内容を掲載しています。
平成30年5月号掲載分
3つの情報発信
皆さん、こんにちは。今日は志木市の魅力や取組に関する3つの情報発信について、お知らせします。
まず一つ目は、3月31日(土)、4月1日(日)にいろは親水 公園で開催しました「志木さくらフェスタ」です。
昨年まで、2週にわたって開催されていた「志木コミュニティまつり」と「いろは親水公園まつり」ですが、今年からは それらを一本化し、「志木さくらフェスタ」としてリニューアル開催しました。
2日間で延べ25,000人の来場者があり、これまでにない賑にぎわいに大きな手応えも感じたところです。
また、イベントでは満を持してスタートする和舟の回遊「いろはの渡し」も行われ、初日の就航式では日本郷土民謡協会の皆さんに舟運で船頭が唄い継いできた「新河岸川舟唄」を披露していただきながら、和舟いろは丸の初出航を盛り上げていただきました。
乗船した方々からは、川風を感じつつ舟から見る桜の眺めも風情があって、大変素晴らしかったと好評を博しました。
二つ目は「志木市後見ネットワークセンター」の開設です。
市では高齢化率が23%を超える中、今後、後見制度の利用を必要とする人の急増が見込まれ、さまざまな角度から相談体制の充実が求められます。
そうした中、去る4月2日(月)、市役所1階に後見制度の利用促進の視点から、全国に先駆け「志木市後見ネットワークセンター」を開設しました。
今後、市民、地域、行政、家庭裁判所、民間・企業が連携協力することで、認知症などで意思決定や判断することが難しい人の権利と財産を守る体制を充実させ、認知症高齢者や障がい者をしっかりとサポートしていきます。
三つ目は「元気に育つ志木っ子条例」の制定です。
近年、SNSの利用からの痛ましい事件やトレーディングカードによるいじめなどのトラブルが社会問題となっている中、将来を担う子どもたちがトラブルに巻き込まれることを未然に防ぐため、「元気に育つ志木っ子条例」を全国に先駆けて制定しました。
今後、家庭や地域、学校、行政の責務を明確にし、子どもの健やかな成長と家庭教育を支援していきますので、家庭、地域の皆さまもご協力をお願い申し上げます。
これらの内容は、テレビのニュースや新聞各紙でも取り上げられ、志木市の全国的な発信につながったところです。これからも「発信」を意識しながら、志木市の質と価値を高めていきます。