毎月発行している広報しきに連載中の市長コラム「以心伝心」に掲載された内容を掲載しています。
平成26年4月号掲載分
4月は新学期の始まり。入学・進学のシーズンです。本市でも、小学校でおよそ620人、中学校でおよそ600人が新一年生となります。
私は、次代を担う志木市の子どもたちには、学校生活を通じて一つでも「これだけは誰にも負けない」という自信をつかみとってもらい、将来、志木市を力強く担う人に成長してもらいたいと強く願っています。
そうした思いから、平成26年度は、教育環境の充実に向けて、宗岡小学校校舎や志木第四小学校・宗岡第四小学校体育館の大規模改修工事を実施するとともに、「子ども大学しき」、「文化体験道場」、「放課後学習教室」などの魅力ある新たな事業を展開します。
■地域担当制の導入と地区まちづくり会議の設置
市民の声がしっかりと市役所に届く、市民力が生きるまちづくりを進めていくためには、市職員が市全体のことはもちろん、地域の課題を細やかに把握し、自身の発想力や創造力を大いに発揮しながら、職務に当たることが重要と考えます。さらに、これからの市役所を担っていく職員には、積極的に市民の中に飛び込み、市民の皆さんとともに汗を流す姿勢が大切と考えています。
こうした考えのもと、市では職員自らが地域に積極的に関わり、地域の皆さんといっしょに考え、地域課題を地域と一体となって解決するための仕組みとして、地域担当制を導入し、地区まちづくり会議を設置します。
各地区を担当する地区担当職員については、4月1日付で総勢35人を任命しました。今後は、この地区担当職員とともに地区まちづくり会議に参加していただける市民の皆さんの募集を行い、7月には各地区において、地区まちづくり会議を発足させる予定です。
志木市の新たなチャレンジ!多くの皆さんの参加を心からお願いします。
■市民病院の民間移譲と新病院の開設
市では、志木市立市民病院を4月1日に医療法人社団武蔵野会に移譲し、新たにTMG宗岡中央病院との名称で、まずは旧市民病院の建物を利用し、内科、外科、整形外科、小児科の外来診療や訪問看護事業、健診事業が実施されます。
腎臓内科や消化器内科、小児外科さらに、ブロック注射なども通常の診察内で実施でき、外来診療は、グループ病院の院長、副院長クラスの医師や専門分野の医師が担当するとのことです。
新病院が完成する平成27年7月までの間、入院を要する患者さんについては、朝霞台中央総合病院や新座志木中央総合病院など近隣のグループ病院などで対応していただきます。
さらに、市民の皆様からご要望をいただきました人工透析につきましても、武蔵野会に積極的に働きかけ、建替え後の新病院において実施されることになりました。
移譲後に展開される今後の新しい医療に、ご期待ください。
ありがとうございました。
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