「香川たけふみ」プロフィール

新たな時代へ

毎月発行している広報しきに連載中の市長コラム「以心伝心」に掲載された内容を掲載しています。

令和元年5月号掲載分

新たな時代へ

 

元号が「平成」から「令和」に改まり、先日は紙幣のデザインが新しくなることが発表されるなど、新たな時代の幕が開け、
志木市も力強く前進していかなければならないとの思いを新たにしています。

市役所でも新規採用職員として、高卒者、大卒者、社会人経験者と幅広い人材が入庁し、辞令交付式では、これまでの経験を生かした新しい政策の提案など、知恵を出すことの重要性を伝えました。

さて、少子高齢化は全国的な課題ですが、志木市でも高齢化率が24%を超え、税収の確保も難しくなっていくなか、公共施設の更新や維持といったマネジメントは、市が取り組まなければならない大きなテーマの一つです。

これまでの取組として、例えば、毎年およそ3~9億円もの赤字を補填していた市民病院については、民間に移譲しTMG宗岡中央病院としてリニューアルしたことで新たな地域医療の展開にもつながり、市民に喜ばれる病院となりました。

また、福祉センター跡地を民間事業者に無償で貸し出すことで、志木市初の障がい者グループホーム「しびらきハウス志木彩の杜」が4月にオープンするとともに、障がい者がパンを作り、販売も行うことができる施設も隣接してオープンする予定で、障がい者の地域での自立に向けた一大拠点が整備されます。

このほか、新たな民間保育園「館第一すぎのこ保育園」を志木第二小学校の敷地の一部に誘致したことで、新たに保育定員を90人増やすことができ、このことは高齢化が進むニュータウンに若者を呼び込むきっかけにもなると期待しています。

このように、これからの公共施設マネジメントには、すべての施設を市が整備するのではなく、民間にできることは民間に任せるなど、これまでの慣習を見直すといった柔軟かつ大胆な発想が求められます。

現状を変え、新たなチャレンジを行う時、批判的な意見をいただくことも少なくはありませんが、郷土志木を次世代につなげていくためには、いかに限られた資源を有効活用するか、知恵を絞っていかなければなりません。

 

令和元年。気持ちを新たに、信念を持ってさらなるチャレンジを続けます。

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